乳頭がん その21 最初のサイクリングリハビリを思い出した話

この内容はあくまでいち患者の感想です。
お心あたりのある方はご自身で判断されず、必ず専門医の診察を受けてくださいね。

その21は手術後1ヶ月、はじめてサイクリングの野外リハビリを思い出した話です。

プロ野球セントラル・リーグはヤクルト・スワローズが優勝

ヤクルト2軍の戸田球場

2022年のセントラル・リーグは長年応援している東京ヤクルト・スワローズが優勝しました。
10月3日の最終戦、村上選手が最後の打席で王さんの記録を更新する56号ホームランを放ち、都内に3億円!の家がプレゼントされたことをご存知の方もいらっしゃるでしょう。

試合後には、内川・坂口・嶋選手の引退セレモニーも行われ、高津監督の送る言葉や、思いのこもった3選手の引退スピーチは感動を呼びました。
最近涙腺が弱く、ずーと画面が霞んでいた自分は、この様子をみながら昨年のあるできごとを思い出していました。

コロナでプロ野球はお休みだったけれど2人の若者だけが練習中

ここはスワローズ2軍練習場である戸田球場。
手術を受けた2021年7月30日から約1ヶ月後の8月25日、しばらく運動を避けていた私はこの日はじめて長めのサイクリングにでかけました。

このころはまだ「今後どうなるんだろう」と不安でいっぱいな毎日。
でも久しぶりのサイクリングで息が苦しいとか傷口が痛むなどまったくありませんでした。
そしてほっとしつつ自転車から降り、土手に腰掛けながらしばらく彼らの練習を眺めていました。

猛暑のなか、グラウンドでは若者2人だけがバッテング練習に汗を流していました。
それが当時まだ2軍だった高卒2年目の長岡秀樹選手と内山壮真選手です。
必死に、ひたむきにバットを振り続ける2人の姿に心打たれ、たったひとりの「観客」だった私は、これからずっと彼らを応援しようと決めたのでした。

この若きヤングスワローズは今年、長岡選手は開幕からレギュラーショートになり、内山選手は正捕手の中村選手についで多くマスクをかぶり大活躍。
こうして最終戦ではアベックホームラン(<-古い)を打ったのでした。
世の中は村上選手の話題でもちきりでしたけれど、私にはあのときの二人が思い出され、TV画面がさらに滲みましたよ。

手術後の不安を吹き飛ばしてくれた二人にあらためて心から感謝です。

※追記 20221014
昨日、神宮球場で長岡(と村「神」)選手の生HRを見て、雨の球場がさらに霞んで見えましたぞな。

※追記 20221024
またまた昨日、神宮球場で今度は内山選手が劇的な9回裏の代打同点3RHR!
長岡選手も攻守で躍動し感動の試合でした。
が、
5時間超えで疲れた^^;

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