乳頭がん その1 喉ぼとけの下に梅干しとタマゴが出現
この内容はあくまでいち患者の感想です。
お心あたりのある方はご自身で判断されず、必ず専門医の診察を受けてくださいね。
私より前に甲状腺摘出手術された方のBlogに励まされ
ここは東京のど真ん中、表参道にある甲状腺疾患専門の伊藤病院。
表参道に面していて、表参道ヒルズとアップルストアの間にあります。
私は2021年7月30日(金)に甲状腺全摘出手術を受け8月2日(火)に退院したばかりです。
当エントリーは、まさかのがん告知から摘出手術に至った経緯、今後の定期検査などを可能な限りリアルタイムでお伝えしようと思います。
甲状腺の病気は女性が多く、甲状腺がんは男性ですと10万人にひとりと言われています。
その甲状腺がんのひとつが乳頭がんで、乳がんとは違います。
そもそも甲状腺の病気だなんて想像すらできないのに、検査が進み「がん」の可能性が高まると感情の混乱とともに日々不安が膨らみます。
私は同じ手術を受けた方のブログを読み、また検索して勉強しながらお医者さんの説明を重ねていったら、すっかり安心して手術に臨める自分がいました。
これらの情報提供に心より感謝申しあげるとともに、私の経験も悩んでおられる皆様のご参考になればはなはだ幸いです。
なお、この内容はあくまでいち患者の感想です。
お心あたりのある方はご自身で判断されず、必ず専門医の診察を受けてくださいね。
高血圧は気になっていたけれど、まだ甲状腺の「こ」の字も出ず
私は1961年早生まれで今年60才になったばかり。
これまで大病経験はなく、数年前に鎖骨の複雑骨折で1週間入院したくらいの健康体、と信じていました。
また、もともと検査嫌いで、10年前に会社を離れてからは一度も健康診断を受けていませんでした。
そんな3年前の年末、帰省したおり血圧を測ったら180くらいの数字が出たのです。
それまで一度も血圧検査で引っかかったことは無く、最初は機械が壊れてると思いました。
でも家族はみな普通の数字で、これはまずいかも、と少し思いはじめたのでした。
ちゃんちゃんこ年齢になり鏡をみたらある変化が
まぁ当時から毎日5合以上焼酎を呑んでいたので、減らせば戻るだろうと気楽に考えてもいました。
そして迎えた2020年冬、顔を洗っていた時、喉の変化にふと気づきました。
唾を飲み込むと喉ぼとけの下がへこみ、まるで逆梅干しのようになるのです。
そしてその下には大きな卵が。
あぁ、俺もじーちゃんになったなぁとしみじみ思いましたが、これが大間違い。
今思うと、そういえば「たまに」Yシャツを着ると首回りが締まらず、肥えたなーとも思っていました。
このときすでに私の甲状腺ちゃんでは乳頭がんが大きく育っていたのでした。
その2に続く