乳頭がん その23 今年も誕生日がきました
この内容はあくまでいち患者の感想です。
お心あたりのある方はご自身で判断されず、必ず専門医の診察を受けてくださいね。
その23は誕生日前後の出来事から思ったことです。
62回目の誕生日を迎えました、が
2021年の手術から2度目の誕生日を迎えられました、ありがたや。
一方で誕生日翌日、義父が亡くなりました。
享年95歳、安らかな寝顔で、いろんな思いとともに自宅で3日間一緒に過ごせました。
そんなさなか、幼い頃から兄弟のように遊んでいた「いとこ」の奥さんから電話がありました。
昨年末、5回目のワクチン接種後に体調を崩し入院したものの、ほどなく退院していつもどおりに生活していたのですが、今朝食事中に急変し緊急入院したとのこと。
予断を許さない状況のようですが病院はコロナ対策で厳しい面会制限があり、お見舞いに伺うこともいまだできていません・・・
そして自分は
これは10日分のチラージンで、自分は一生飲み続けなければなりません。
でも1日1回の服用で、また飲み忘れたからといってすぐどうなるということもありません。
ですが、
飲まないでいると確実にいつか「眠って」しまいます。
その意味で、私にとっての「永眠」は漠然としたものではなく、確実な一線が存在しているのです。
天寿を全うしたとも言える義父、あんなに元気だったいとこのまさかの入院治療。
そして、かつては考えもしなかったゴールラインが自分にはあるという事実。
あらためて明るく楽しく感謝の気持ちを持って「今日」を過ごしていこうと思った出来事でした。
いとこの回復を心から祈りつつ